じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

子育てツンデレ

自分はさほど親バカではないと思っています。

割りとドライで冷静だと思っています。

子供が何か新しい事を出来るようになって、
喜ぶという事がありますが、

「嬉しい〜〜、キャー!!!!」というより、

「よーし、行け行け、いい感じだ〜!!」という感じ。

一緒?

その、よしよしいいぞいいぞ〜って言う気持ちの上に、
上乗せで「大袈裟に褒める」事をしています。

それは自分が
  • 思い切り褒めた方が良いと漠然と信じている、のと
  • その体験とその時の感情とのセットのインパクトを色濃く刻み付けたい、というのが
あるからです。

パブリックではそんな大袈裟褒めはしません。
「◯◯ちゃあん、すごおおおおいー!!!」みたいな事、
よっぽど我を忘れる程のすごい事に感動しない限り、無いです。


「スゴイ」は言わないけど、

例えば
お友達に手を出してしまった後に
ちゃんと謝ることができたり、
挨拶をしたり、
きちんと片付けたり、
礼儀正しかったり、
いろいろな場面の「褒める事ができる事柄」に関しては、
割りと「〜できたね、お利口さんだったね、偉かったね」などと
褒めて肯定しているのは、
なんだか自然な習慣になっています。

スゴイとは言わないけど褒める。

自分の中で、
スゴイ、と言うのは恥ずかしいけど
褒めるのは恥ずかしくない、
という感覚があります。

このブログのどこかに既に書いた記憶がありますが、
天才とかスゴイとか
そんな言葉、安易に使えないし、思わないし、
なんか違う。

親バカです、とか前置きしたとしても
自分や自分の身内にはやたらと使いたくない表現、、、。

それらは何もすごくない、、、
でも出来た事をひとつずつ喜ぶ、褒める。

一緒?

違うよね。

すごいと思っていない。

1歳から2歳でこれやあれが出来るのって、
すごいの?

ちょっとインターネットで調べてみる。

探せば居る。

で、すごいんじゃなくて、
それは「は、や、い」だけ!!!

早いからすごいわけではない、と言い聞かせている。

何か子供が新しい事をしてくれて、
嬉しいけど、早くて嬉しいけど、
それはすごくない、早いだけ、
嬉しい、でもすごくない。

ぬか喜びになるかもしれないので、
冷静に着実に喜ぶ。

なんか、、、
こういう自分を
「子育てツンデレと思っています、最近。

なんか、、、
恋愛、男女関係のツンデレと似ているような感じ。

パブリックで所構わずいちゃつく馬鹿ップルに見られたくないから、
パブリックではクールを装い、
周囲の居ない場所でツンデレの「デレ」が出る、みたいな。


すごく厳格なムスリム国家の女性で
全身真っ黒ヴェールをまとって
目だけしか出てないような人達が、
下着に関してすんごいど派手なぶっとびなヤツを着用している、みたいな。
(London在住時代に、そういう下着ショップに
そういう真っ黒衣装の宗教の
実はお金持ちのアラビック女性観光客が
良く出入りしていて聞いた話です、笑)

ははは、これはちょっと余談でしたね、
ツンデレとはちょっと違いますね、笑。

繰り返しますが、

発達が早いことは
決してスゴイ事では無い、と言い聞かせています。

なんかつい、
1歳のうちから
2歳や3歳が出来る目安の事が出来ると、
なんか「進んでいる=良い」と思いがちですが、

自分の名前が言える
数字を数えられる
アルファベットが言える
歌が歌える

そんなの考えてみれば
どの子供も普通に当たり前に出来るようになる事、
正に「遅かれ早かれ」、これまんま文字通り!

とはいえ
虫みたいな頃からずっと育てている
我が子の成長は嬉しい。

でもすごくない。

でも褒める。

このまま順調に行ってくれ、と思う。

屁理屈?

素直じゃない?

おかしいか自分?

え?スゴイって何?

何をもって?

早いからスゴイ?

いや、それすごくないの、
すごいと思っている親は
親バカですね。

親バカにはなるべくなりたくない、
と思っているから、

ほんとは親バカなくせに
親バカじゃなく装っているのか、

いや、でも違う
親バカじゃない、
私は親バカじゃない、
なりたくない、違う、、、


こんな事を
あーでもないこーでもないと
悶々と考えている自分は、
「子育てツンデレ」なんですね。

ふふふ、こんな母親心ってマイノリティかな?どうかな?
でも絶対どこかに共感してくれる母ちゃんがいるは、ず!