じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

シーサーは狛犬か?シーザーではない

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先日、実家の母の断捨離?を手伝いつつ
欲しいものをいろいろもらってきました。

母が「シーサー」と言うので
沖縄旅行のお土産か何かかな、と思っていた
この花瓶(に私には見えましたが、母はこれでお酒をつぐものだと言っていました。)。

ローマっぽいというか
ヨーロピアンな感じな風貌に見えるのと、

これまた勝手な自分の脳内変換で

シーサー→シーザー→カエサル→Caesar 

になっていて

あぁ、どうりでローマに思えたわけね、、、
と今この記事を書きながら
自分で考えてみて解決しました。

シーサーはローマ文化が沖縄に伝わったものみたいに
思っていました、よ、あぁ、
これ、また恥晒しかな?


このシーサーを見た瞬間、

先日購入した梅の枝を飾るための
大きめサイズの花瓶が我が家には1つしかなくて、
間に合わせの超シンプルな花瓶や
焼き物のビアマグを使っていたので、

是非頂こうと思っていました。

ちゃんと、一対居ます。
片割れはTVの横に別の梅枝と共におります。

お雛様の隣とか、、、これはこれで有りです。

もう和洋折衷、インド、アジア
いろいろ入り混じる我が家のインテリアは、
私の歩んできた多様な文化圏を具現化しているという事にして、
肯定しておきます。

ところが、ふと裏面を見てみると
下呂狛犬博物館」とあります。

あぁ、狛犬だったのね、と母と笑いました。

先程はローマっぽいと言っていたのに、
シーサーは沖縄版狛犬、という別の定義も私の中にあって、

要するにフラフラにあやふやだったのです
シーサーの定義が。

沖縄の石垣島には2度訪れていて、
家の玄関先には
友人からのお土産のシーサーを飾っているにもかかわらず、

きちんとそれについての理解がなかった自分を反省して、
少し調べました。

沖縄県しまんちゅ工房さんのウェブサイトから
部分引用させていただきました。

シーサーの意味と由来

沖縄では獅子のことをシーサーとよびます。方言では「しーし」とも呼びます。

シルクロードの時代、西域ではライオンのことを「シ(SHE)」と読んでいたそうです。

中国では、この「シ」という音に「獅」の字を当て獅子とつけました。


ちなみに 「子」については、中国語によく見受けられる敬称で特別な意味はないそうです。

この獅子の文字が沖縄に伝来し、シーサーあるいはシーシと沖縄風に発音されていると考えられて
います。

①エジプトのスフィンクス 

②イタリアの海軍旗に描かれた翼のライオン

③ギリシャのスフィンクス

④シリアのスフィンクス

⑤イラン 翼がある獅子の祝杯

⑥イラン ペルセポリスの獅子

⑦イラン 帝王狩猟図

⑧インド サーンチの獅子 

⑨インド アショーカ王

スリランカ シムハ

⑪タイ ワット・アルン寺院の獅子

シンガポール マーライオン

⑬中国 紫禁城の獅子

⑭中国 福州の獅子

⑮ジャワ島 ボロブドールの獅子

⑯韓国 掛陵の獅子

⑰シーサー

⑱日本 狛犬

⑲日本唐獅子


えっと、とりあえず
カエサル説」は100%無い、笑。

でも狛犬はあながち間違いとも言えないようです。

元々は獅子(ライオン)なのに、
日本人が当時、犬と間違えてしてしまったみたいな、
また可愛らしいエピソードを知ることもできました。

エジプトのスフィンクスも。

なんとなくわかりますね、うん。

神社仏閣、各文化の神聖な建造物のエントランスに
番人的に一対で両サイドに立つ動物、仁王像とかも?
狐とかも?
広げすぎ?


とりあえず
カエサルの部分を私の脳内から削除できただけでも
勉強になりました、
ありがとうございました。