じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

赤ちゃんイカを発掘

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最近ちょくちょく、しらすを佃煮にする事を覚えたので
しらすを時々買います。

ただ、、、
原発汚染水ダダ漏れの太平洋の現実が頭にあるので、
魚介類、特に太平洋側の物に関してはビクビクしながら食べています。

本来私達日本人は肉より魚介類を食すことが
理想だと思うのですが、
私は、汚染水の太平洋への流出マップを見ると
平常心で居られない人です。

そういった多くの人々にとって凄く重大と思われる情報が
全く表立って報道されたりしない現実に、
すごく大規模かつ不自然な空気を感じ
大きな不信感を抱いています。

それでも
摂取頻度と自分達の自浄能力のバランスを無理矢理信じて、
頭の中を調整しながら、日々やっています。

そんなモヤモヤとしたグレイな心理を抱えながらも
食の安全についてできるだけ考え、
Better than nothing な姿勢で気をつけています。

原発以外にも
日用品、食品などで隠蔽されている不都合な事実の量を考えたら、
やっぱりいろいろと気を付けても
まだ追いつかないぐらいだと思うので、

結果、気を付けている自分を肯定します。

ただ、前向きに気を付けたいのです。

悲観的になり過ぎると元も子もないので。

さぁ、話は戻って
今日はしらすの中に
イカの赤ちゃんを2匹見つけました。

私が子供の頃は
しらすというか、ちりめんじゃこの中に
エビの赤ちゃんやタコの赤ちゃんを見つける事が大好きでした。

今も好きです。

しかも当時イカ、って見かけた記憶が無いので、
更に興奮します。

なんですかね、、、
この、「コアラのマーチの中で盲腸コアラが出た!」
と同等な感動。

とりあえず喜ぶ、みたいな。

無条件でポジティヴに捉えるこの感覚。

当たり!!みたいな。

なぜそういう発想なのでしょうか。


この子達の立場にしてみれば、

生まれたばかりの幼い内に
しらすの群れの中にたまたま迷い込んでいたところを
しらす漁の巻き添えになって、
大量のしらすと共に水揚げされて、
しらす達にもみくちゃにされながら息絶えて、
それでも尚、他人であるしらす達と共にパックされて、
店頭に並んで、

それで私みたいな人間に
散々あらゆる角度から観察され、写真を撮られ、
そしてパクリと食べられる。

どう考えても
嬉しそうな感じはしない。

ろくに考えもしないで
私の人生、ずっとこういう
トラップされたベイビーちゃん達との遭遇を
喜び続けてきたけれど、

実は全く逆で

「イカの呪い」

があるかもしれない。

いや、でもイカの赤ちゃん、
そんなに性格悪くないですよね、
そんな想い、抱かないですよね、
性善説的に考えてまだピュアなはず、

あぁ、もっと生きたかった、、、
海の中を泳ぎたかった、、、

という未練の怨念みたいな
水子霊みたいな、
そんな事は無いですね。

でも、イカがそんな事考えるわけねーだろみたいに
勝手な判断を下しちゃいけないのです。

だからやっぱり行き着くところは

いのちを頂く

の発想だなぁ。

そんなイカの赤ちゃん、、、
アコと私で1匹ずつ頂きました。

私達の体で生き続けてくださいね。
タウリンをありがとうございました。

あ〜それにしても可愛かったなぁ。