初めて冬越しさせてみたポーチュラカの開花第1号です
初心者でも育てやすい強くて綺麗なお花、ポーチュラカ。
真夏の暑さにも強いお花です。
ポーチュラカを育て始めて3年目です。
普通は夏の終わりと共に終わってしまうのですが、
昨年は個別の鉢で育てていたので、
そのまま室内窓際に置いて越冬させました。
もちろん花はその間咲きません。
冬の間、葉っぱも茎もほとんど無くなって、
購入当初のボリュームはどこへやら、になってしまいましたが、
今年の春の到来と共にベランダに出してしばらく経ちました。
意外とそこまで元気に育っていかないので、
適当な気持ちで置いていたら、
今日、あら!咲いている!
やっぱりこういう
リターンズ的な
リボーン的な
冬を越えて蘇ってきたような登場は
感動をくれますね。
The first bloom of over-wintered portulaca!
室内水栽培で冬越しできませんでしたが、
土でやれば可能ですね。
冬はなんでダメかというと、
葉っぱに厚みがあって中に水分たっぷりで、
寒くなるとその葉っぱの中の大半である水分が凍ってしまって、
それがまた一度溶けると細胞が破壊されていてドロドロになってしまって、
普通に生の野菜を冷凍庫で凍らせて、解凍するとグチャグチャっていう現象と同じである、という理解です。
長く植物と接していると、花の種類の名前での判断というより、
科目とか性質をなーんとなく形状で判別できるようになってくる気がします。
常に綺麗な状態の花を、ワンシーズンの前提で
定期的に買い替えるスタンスのお客様向けに説明が書かれている気がします。
それぞれの花の本質的性質を理解したら、店頭では仮に一年草とうたわれていても、
実は何度も季節を越せたりする事は多々あるな、とわかってきました。
優秀なメーカーは苗についている札に丁寧な説明がついていますけど、
お花業界だって、商品を買い続けて欲しいわけで、
消費者に自給自足で花を育てられては少し都合悪いですもんね。
他の業界にも言える事ですけど。
多肉植物なんて自給自足出来てしまう例の最たるものだと思いますけど、笑
繁殖させての再販禁止、特許付きみたいな注意書きはあるけれど、
これ守ってない人が殆どだと思います、絶対、笑。
禁止している園芸業者側も、告発もできませんよね、汗。
手作り雑貨の販売とかで多肉植物ってすごく使われていますし、
多肉植物以外でも種をほんのちょっとの小分けにして結構な値段で売っていたり、笑。
ま、音楽のデータ配信で先細りしたCD売り上げのように
園芸業界は先細りするような
そこまでインパクトのある変化も無いでしょうね、おそらく。
いろいろと素人が自分で出来る事が増えて来た世の中だと思います、昨今は。