本物と疑似モノ、描画と音楽
デジタルって凄いのね。
アプリって凄いのね。
このスケッチアプリは初めてiPadを買った4年前ぐらいに
偶々出会ってインストしてある無料アプリ。
私はいろいろ比較検討とか面倒臭いから、
適当にその場の流れで出会ったモノを使い始めるタイプです。
滅多に使わん内にどんどんアップデートされていって、
暫く開けないと、久々に開けた時にはびっくり玉手箱状態。
これなんて広告も入らないし無料なのに凄いよねほんと。
私なんて大した使い方しないから
ほんともうこれ以上の機能アップグレードは充分でございます。
本物の感覚とこういうデジタルの疑似体験についてとても考えさせられます。
技術進化で再現性は驚くべきlevelです。
ブラシタイプが増えている気がしたので試し書きしながら数えてみたら9種類。
特にこの7番目が凄いのよ。
画像右側の丸?いっぱいは全部この7番目。スクリーンのタップの強さ、そっと、、、強く、とかの圧で微妙に違うこのスマッジ感、何よこれすごいわね。
描画でこれでしょう?
これさ、同じ事が音楽にもリンクするのよね。
本物のピアノと電子ピアノやエレクトーン。
鍵盤を叩く強弱での電子的な音の再現性、、、
最近、実家の20年前のエレクトーンを頂いたから、
正にその本物の音の電子的な再現性について考えていたところ。
どんなに進化しようが、疑似は疑似でしかないどんなに頑張っても本物にはなれないし、ならない。
でもそれが一概に悪いわけじゃない、疑似である故の手軽さ、楽しめるバリエイションの多さなどメリットも多い、
つくづくね、使い分けだなと思うわけです。
音楽も、こういう描画も。
現代では入り口がデジタル(疑似)になるケースも多いし、
そんな子ども達も多いんじゃないかな。
本物だけしか知らない、、、それはそれで結構。
でも逆の「疑似モノしか知らない」っていうのは避けたい。
どんなに頻度が少なくても、一度だけでもいい、本家本元の本物にはできるだけ触れさせたいものです。