じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

習い事の個人レッスン状態について

個人レッスンに対する価値を考えます。

通常、個人レッスン(プライヴェートレッスン)って

高設定されているものです。

 

習い事、レッスンに限らず

何かの時間的、空間面積的に考えて

あるサービスに対し、ユーザ人口が少ないほど

貸し切りとか言って特別感が増しますからね。

 

でも、昔通っていたベビーパークで個人レッスン状態になっても、

嬉しいどころかむしろ不満だったんですよね。

一方、今通っているサイエンス教室で個人レッスン状態になると、

お得感いっぱいで凄く有難く嬉しくなる、この率直な思いの違いについて、考えてみました。

 

アコがまだ1歳後半〜2歳前半まで通ったベビーパークでは

生徒が1人だけの個人レッスン状態になる事が良くありました。

 

最初、入室した子が2人だけで

片方がお休みだったりすると直ぐに個人レッスン状態。

その後、進級したりで人数が一時的に4人まで増えたけども、

同じクラスのお友達が遠くへお引越しだったり

月齢の進級の関係で、最終的に1人のレッスンになって、

振替先でも生徒がいなくて1人と言う事が続き、

 

他の子ども達と一緒に何かをさせたかった私としては、

なーんか満足度が下がっていました。

つまらないと言うか、、、。

 

一方、

3歳から通っているサイエンス教室は

年少クラスは3人で始まって、

年中クラスになって1人の子は曜日移動、

もう1人の子は年齢の関係で年少クラスをもう1年やる事になり、

現在、偶々アコ1人の個人レッスン状態になっています。

 

他の習い事もやってみたいし、年中になったら辞めようかなぁ、と一瞬思っていたのですが、

結論、辞めたくないんですよね、私が。好きなんです、楽しい、見ていて一緒に楽しめる。

先生が本当に素晴らしい。

アコはもちろん辞める気ゼロ。

 

で、個人レッスン状態になる事は

むしろ私はメリットいっぱいと感じていて、

マンツーマンでじっくり出来るし、

他の子ども達や保護者さんが居ないので

毎回プチ懇談会的な状況になって、

いろんなお話を聞ける事にとてもメリットを感じています。

 

それもやっぱり

先生に対する信頼感があるからなのかな。

 

レッスン内容も、

前のように他の子達とやっていれば、

それはそれで微笑ましく、可愛くて好きなのですが、

ベビーパークとかすこやか教室とかと違って

実践で実験をいろいろとやっていくサイエンス教室のような場合は、

先生とマンツーマンって、じっくり余裕を持って取り組めて何かと良い気がします。

 

ベビーパークでは絶対にそんな風に感じられなかったなぁ。

でもブログで知り合った東京の方のベビーパークに通っているお母さんは、

すごく良い先生が居るって言っていたし、

先生の当たり外れって確実に存在している感じ。

 

私が通ったベビーパークは新規開講のピカピカ新米先生だったから、

(振り替え先で出会った2人も含めて)

やっぱりその先生の内側から湧き出てくる教育っていう感じがしなかったんですよね。

 

その合格者が100人中4人と聞いていた難関講師試験に合格したといくら言われても、

そこでの教科書やマニュアルを取って付けた感じで言っているだけ感が

保護者の私にはとても感じ取る事が出来て、いくら子育ての数年先輩であっても、

頼りになるという想いは抱けなかったんですよね、心許ないというか。

マザーリングも基本的に中島先生の原稿を読むだけと変わらなかったし。

何を質問しても、不安要素を言っても、「大丈夫ですよ」としか言わない雰囲気とか。

 

自分の子ども1人しか子育てをしていない人が、

他の家庭の様々な形の境遇に対する経験なんて無くて当たり前だし、

想像力の問題でもあるし、まぁ、限界があると思うんだな、、、。

 

保育士とかで大勢の子ども達に接する経験を持っている人なら別としてね。

 

そんな事言ったら、新米講師はどうしたらいいんだ!?って言われそうだけど、

そういう場合は、正に

補佐となるベテラン講師の存在

が必要となると思います。

じゃなかったら、例えばある会社があって、どっかの店舗を新入社員1人に任せて、、、って

いくら社員研修を修了していたとしても、

果たして最初からそれでいいんか?って思いますよね。

 

私がおかれていた状況って正に第1日目から新入社員1人だけの店の実験台状態だったのかもしれない、、、って

今、振り返って思います。

 

ベビーパークはフランチャイズでバンバン教室を増やす事で印象が悪い傾向があったけれど、

それでもちゃんと新人を現場で補佐するベテランが一定期間でも付いていれば

話は違ったのかもしれないな、と思います。

 

仮に、想像ですが 社内研修でいくらデモで生徒役をおいて練習しまくったとしても、

もう現場に行っても安心ね!って送り出す事は危険だと思うんですよね。

研修用材料とリアル客は全然違いますからね。

 

その点、フランチャイズ展開で量産型のビジネスはマニュアル優先で、

生身の先生の中身や理解度がついて来ないのかな。

 

一方、私の尊敬しているサイエンス教室の先生は

自身がきちんと学問として養った知識に基づいて、自信を持ってのびのび楽しく、子ども相手に自身も楽しみながら教えている感じだから、焦りや戸惑いなんて1ミリも見えた事ないし、マニュアル通りにやらされている感が無いんだよなぁ、そこにきちんとカリキュラムはあっても、それに飲み込まれてい無いというか、、、自分のレッスンをきちんと構築している感じ。

私よりずっとお若いけども、安心感はあるし、何を質問しても的確に答えを返してくださる、知ら無い分野は別に知ったかもしないし、ただサイエンス全般の各専門分野や通っている子ども達の傾向分析とか、ここら辺の教育事情とか流石詳しいし、いろいろと頼もしいのです。

 

なんか、私が特定に人に価値を見出して、会いに行く、お話しするために、お金を支払って行く事を考える時に、キャバクラやスナックとかを想像するのね。

女だし、客としてなんて行った事無いし、働いた経験もないけどさ、

要するにそういう事でしょ?

 

先生であれキャバ嬢であれ、

教えてもらう、話し相手になってもらう事に大きな価値を見出すから、

その対価を惜しまないっていうかさ、そういう気持ち!?

 

今までアコの関わった習い事でそれを感じられたのは、

このサイエンス教室の先生だけです。

 

単に「特に何もどこも悪くない先生」なんてどこにでも居て、

「良い先生」ってポジティヴに言える先生って中々居ないと思う、残念ながら。

これはしょうがないね、性格やエンターテイメント性や向き不向きもあるから。

 

生徒は先生の当たり外れでその1年なり何なりの一定期間を左右されるリスクを背負っているからこそ、家庭で如何に補うかが大事だって、今日も先生と話していました。

 

本当にね、適当〜な生身の人間の先生に高い人件費を払うより、

安価で優秀な人工知能に先生やらせた方が効率が良い時代が、すぐそこまで来ているのよね。

 

我が子には

人工知能に台頭されない能力を持った人になって欲しいんだな。

 

ほんと、ベビーパークでレッスンは我が子1人だけ、とかお金もったいない、、、ってすっごく思ったもんね。このレッスン1回あたりにその金額は払いたくないよ、、て思っていた。

 

今のサイエンス教室での個人レッスン状態はむしろお得なのかな、ぐらいに思えてきたぐらい。

 

お金を支払う価値観。

本当に欲しいもの、欲しいから買う、多少高くても買う!

これが健全。

 

安かったから買ってみた、別に要るかわからんかったけど、安かったで買ってみた、、、

っていう姿勢より、絶対に純度が高い思考と決断と行動だもんね、欲しい、買う、値段気にしない、っていうのは。