じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

コオロギの脳と人間の脳、共通性とは?#神経科学

突然ですがコオロギの話

このブログ開設してからどこかでコオロギに言及したことってあったっけなぁ。

一度2016年ぐらいに飼って、その後コロナ禍にまた再開したんだっけな? #コオロギテラリウム というタグでInstagramTwitterとまとまりがないながら、とにかく記録をしておこうとタグ付けだけはしています。今では繁殖にも慣れてきてしまい…ちょっといろいろと興味関心がマニアックになってきている今日この頃です。

コオロギに人のような心を感じている…

この件はまた書くとしたら別の所に改めて書きたいのですが、去年卵から孵って育てていた2匹のコオロギの中に、信じられないようなドラマを見出して、最終的には感動して泣いてしまっていたぐらい…そんなことがあったんですよね。こちらのタグは #拓也と静香の部屋 とまた意味不明なタグですが、InstagramTwitterにアクセスできる人は、こちらのブログ記事もいつ書くか不明なので、どうぞご自由にお先に閲覧してきてください。時系列など適当に判断してもいただいて…まぁそんなこんなで、コオロギにとても愛着を感じており、そして興味津々な訳でございます。

コオロギの脳と人間の脳?

こちら日経サイエンス2023年9月号の特集で昆虫の知能などが記事になっていました。まだ記事全体は読んでいないのですが、ざっとアブストラクトを読んでますます興味津々になっています。そこから少し調べたことを記録しておきます。

 

コオロギの脳は、その小ささにもかかわらず、人間の脳と以下のような共通点を持っているそうです。

  1. 神経伝達物質の共通性:
    コオロギも人間と同様に、ドーパミンセロトニンといった神経伝達物質を脳内で使用し、行動の調節に活用している![1]
  2.  ホルモンによる行動制御:
    セロトニンが性行動の調節に関わるなど、コオロギも人間を含む哺乳動物と類似したメカニズムで本能行動を制御している![1]
  3.  記憶と学習能力:
    コオロギは景色を記憶する能力を持ち、この機能は人間の記憶システムと類似点がある。特に、キノコ体と呼ばれる脳の領域が場所の記憶に関与することが示唆されている[2]。
  4. 高次の運動制御機能:
    コオロギの脳には、自発性運動の準備や企画などの高次の運動制御機能に関与するニューロンが存在し、これは哺乳類の大脳皮質の機能と類似している![2]
  5.  予測誤差理論に基づく学習:
    コオロギも人間と同様に、「ビックリ」したときに記憶を形成するという予測誤差理論に基づいた学習メカニズムを持っている[3]。

これらの共通点は、コオロギと人間が進化的に離れているにもかかわらず、基本的な脳の機能や構造に類似性があることを示しているんです!この知見は、生物に共通した情動の仕組みの解明や、人工知能の開発にも貢献する可能性があるということで興味津々です[1]。何を隠そう、私は今年春から生成AI関連も関心を抱いていろいろ試しているので、それとお得意のコオロギが?!なんてなったら大興奮です。

 

主にInstagramで発信を続けていますが、こういった長めの記事はせっかくなので、ブログ記事にして残しておこうと思います~気まぐれでイレギュラーですが💦頑張ります。

Citations:
[1] https://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000165_all.html
[2] http://everything-arises-from-the-principle-of-physics.com/preamble/brain/insect-brain
[3] https://academist-cf.com/journal/?p=6298
[4] https://ja.unionpedia.org/i/%E9%80%B2%E5%8C%96
[5] http://www.esj.ne.jp/meeting/65/files/2018/02/ESJ65program.pdf
[6] https://www.sirnet.co.jp/study/ex2/
[7] https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-10291-interview-insect-research/
[8] https://www.nikkei-science.com/202309_028.html