2016-03-21 植物生命力シリーズ、桃の枝と里芋とジャガイモと 植物 桃の花、ほどよく満開の枝。葉っぱが始まっている枝。蕾を咲かせずに終わる枝。遅咲きの花、とか言うけれどこの場合はそうではなくもう蕾ごとぽろんと落ちて終わってしまうから、待つ余地は無いのよね。同じ木から出た枝だけど、その枝の中の水上げ能力の差なのか、こういう風に切ない差が発生する現実。昨年買った枝は全部が全部見事に咲かなくて、母に話したら枝の水上げが悪かったんだねと言われました。今年は枝切り鋏も新品を準備して頑張ってみたけど、やっぱり差は出るなぁ。この枝っていうのは通信に例えたらブロードバンドかナローバンド、広い道路か狭い道路か、で通信量、速度、運搬量として比例していくんだな。養分をスムーズにたくさん運べる枝とそうでない枝。血管も同じね。葉脈もね。蕾を付けて待っているのに、充分に養分が送られて来ずに、折角の蕾が終わってしまう切なさ。だからやっぱり全体のチームプレイが大事で、供給作業の起点となる担当部門の重要さを考えさせられるし、道もちゃん整備されていないといけないし、、、 「結果が全てだ」なんて聞くけども花が咲く事が全てじゃないし、花は「花が咲いた状態」ばかりにフォーカスされるけど、その過程があってこそで、なんか、、、全ての事に当てはめて考えられるな。私の子どももへその緒が付け根で捻れていたから養分を送るパイプラインのスタート部分がやんわり縛られていた状態だったらしいから、小さく生まれたけども、生まれる事が出来ただけでも感謝する事だし。じゃなきゃ酸素供給不足で緊急帝王切開でなんて言ってたぐらい。どの部分も「みんな快調」がベストで、もしそうでないなら補い合って、バランス、調和が大切なんだなぁって考えさせられる、、、体の中も、筋肉も、社会も環境も、全て全て、、、そんな考えるキッカケをくれる桃の枝達です。昨年観察していた里芋君、実はまだ生きていますのよ。ちゃんと面倒みてますよ。あの後徒長して葉っぱは終わり、根も腐ったのだけど、それから2回ぐらい蘇っては又萎れの繰り返しで今に至ります。芽が出て葉っぱが開くまで時間かかって、結局それでも力尽きるパターンとか、でも白く太い根が蘇ってくるのよね、ほんと生命力感じる。最近、じゃがいもから出た芽が腫瘍levelでゴロッとしていて、なんか根も出ていたから、ちぎって里芋の家(?)に一緒に入れたら、割と育っている感じ。芋から出発じゃなくて、そんな、、、できもの取ったぐらいなのに、すごいな細胞だな、すごいな。3個ぐらい取ったので水没して死亡っぽい子も既に居るけど、またズボラ観察していきます。