じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

物の頼み方

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アコ2歳6カ月。

今のところイヤイヤ期と思われる現象は無いです。

それでも眠くなると愚図るし、
ギャーギャーうるさい事は普通にあります。

最近は家でも外でも
抱っこだの、おんぶだのでゴネる事が良く見受けられます。

ただ闇雲に

「ダッコぉおおおお〜」

(時にはダッチョォオオ、この言い方がまたイラっとする)

「オンブぅううう〜」

言われると、
反射的に不快感を覚える私。

「オチャ〜、オチャ〜」

と言ってきても
私「お茶がどうしたんだ?」と言い返して
「オチャクダサイ」とフルセンテンスでアコが言ってこないと
要求に応えません。

言葉を話せない子に要求していたらナンセンスですが、
この人の場合はしっかり言えるので言わせています。

そしてお茶をコップに注いで手渡しをしても
アコが「アリガトウ」又は“Thank you"と言うまで
私は手をコップから離しません、笑。
合言葉を言わなければロック解除されないという事です。

動物調教みたいと言われそうですが
これが日々の光景です。

ある朝
私が起きてベッドから出ようとする時に
アコが「オンブぅううう〜、オンブぅううう〜」と言ってくるので、
またマイルドにイライラしながら、

「そういう風にギャーギャー言われても、お母さん
オンブしてあげたいと思わん。
『ねぇねぇ、おかあさん?ちょっとオンブしてもらっていい?』って
落ち着いて言ってきたら、オンブしてあげたくなるかも。
ちょっと言ってみりん。」

とか言ってちょっと練習させてみたりしました。

そしたらそれ以来
アコのお伺いセンテンススタイルの日々が始まりました。

こちらは割りとその場の流れで言っていて
そこまで徹底される事を予想していなかったので、

ちょくちょくお伺いスピーチをしてくるアコに
「そう言えば、私そんな事言ったっけ」と思い出し
またその効果を気付かされている状況です。

食事の後もつい最近までは
クネクネし出して「ダッコォオオオ〜!!!」とゴネ始めて
私がイライラっと来ていたものですが、

上目遣いで

「オカアサン?チョットダッコシテください?」

とか冷静に言われたら、
なんか笑えてくるし、
その上、快く受け容れてあげたい気持ちになる事を実感。

そして
そうやって素直に言い方を変えたアコが可愛く思えて「オイデオイデ〜」となって
私もアコもハッピーにイチャイチャ!


こんな一連のやり取りから

あぁ、物の頼み方って大事なんだなぁ、と
改めて実感させられました。

大人社会にも通づる人間心理の法則というか。

良く子育てで、
子供に「やりなさい」と命令形で言うのではなく
「やってくれるかな?」とお伺い系で言う方が良い、と言われているので

私も一時的にそれを実践してみていたものの、
いつの間にかイライラに任せて
命令形炸裂のオラオラ口調に戻っています。


それでも
こんな2歳の子供の言葉遣いの改善?に教えられた感があって、

誰が一番単純なんだ?
、、、アコの言葉遣いでスンナリ反応が変わっちゃってる自分なんじゃん!と、
つくづく大人であるはずの自分の方が捻くれた厄介な子供だ、と気付かされました。

本当に、、、
いろいろアコに偉そうに言っているけど
自分はどうなの?大人だからいいのとか、
そういう有耶無耶なズルイ誤魔化しじゃなくて、
アコがまだ素直な内に、いろいろ生意気な口を叩き出す前に、

自分の性格も改善しないといけない、と思っている今日この頃、、、です。

後、アコを叱っている(怒っている)時に
「やめてください〜」
「ゆるしてください〜」とか言われると、
すごい自分が極悪非道な悪役になったみたいな嫌な気分にさせられる、
というのがあります。

そんな言い回しとか全く教えた事も無いし、
ましてやそんな風に言えと命令した事もないのですが、、、汗。


この日本語の

「〜(動詞)てください」

という言い回しは

シチュエイションと使い方次第で凄くパワフルになる事を

こんな年齢になって思い知らされています。


多分、同じ様なシチュエイションで実際に言われてみないと、
文字の説明だけでは伝わり切らない気がします。