じぶんかたろぐ-自分語log

2012年~出産子育てスタート。自分を語るlogという意味も込め【じぶんかたろぐ】として綴ります。

喪中ハガキの意味

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形式だけが一人歩きして残ったような慣習が苦手です。

本来の意図や意味が知られず、
スタイルのみの外枠だけで中身が感じられない物事。

できれば、
意味のあることを、
その意味を解ってやっていたいです。


今年、オットの祖母が亡くなったので
初めて喪中ハガキを準備することになりました。

過去に
自分の祖父母が亡くなったことはあるのですが、
年賀状文化圏外に居た上に
喪中の事なんて考えもしないオバカでしたね、当時は。


自分が作る側になっていろいろ調べて、
初めてわかることがいろいろありました。

まず、喪中でも、
年賀状を受け取ってはいけない、ということではないこと。

「こちらは喪中なので年賀状を出しませんよ〜」
という通知状なんですね、要するに。

今まで私は、喪中ハガキを受け取ったら、

あぁ、この人には出しちゃダメね、という判断で
その時点で仕分けしていました。

一般的な喪中ハガキって、
頂いて嬉しいかと聞かれたら、
そうではありません。

別に嫌な気分になるわけではないけど、

なんだか、黒くて、印刷された決まり文句だけで、、、。

年賀状出さない印、というだけ。


私は、オットのおばあちゃんを主人公に
作りたいと思いました。

でも、調べていると、
故人の顔を載せるのはNG、
近況報告とか書くのもNG、

とりあえず、派手過ぎないように慎ましく、、、。

そこで、
おばあちゃんが何回も何回も
ループで話してくれた
地元の富山県剱岳のイメージを
おとなしめに使おうと思いました。

文面に関しても、
普段自分が使えもしないのに
こういう場で過剰な敬語、丁寧語を印字するのは避けたいので、

意味のわかるシンプルな言葉遣いで文字を重ねました。
(画像には載せてないですが)

年賀状でその家庭のお子さんの成長がわかったりして、
毎年楽しみにしている相手も多々いるので、

喪中でも年賀状を受け取っても良い、と
知ったからには、

そういう相手には
そちらからの年賀状は楽しみにしている
と書かれたバージョンも作りました。


私は本来、
年賀状のやり取りが好きです。

というか、
手紙文化が好きなのです。

中身があって、
相手のことをお互い考えて出てくる言葉。


だから、
年賀状というスタイルだけが一人歩きして、
「面倒臭いから印刷してやっつけてます感」が出ている場合や、
殴り書きの社交辞令の言葉を見ると、

そんならやめちゃえばいいのに、って思います。

だって、挨拶じゃないしそんなの、もはや。

最近、
オンラインコミュニケイション、SNS
こうしたらどうだの、こうだの、
NGだ、あーだこーだ
テレビでしきりに特集したりしているけど、

ね、おかしいね。

シンプルなのに。

本当に通じ合いたい人同士だけ、
自然な気持ちでコミュニケイションすればいいのに、

無理矢理、量をこなそうとするから
お粗末なことになるのよね。

あ、また毒っぽくなったかな。(笑)